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最終更新日 2024/10/23

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山口県の看護師から聞いた転職失敗例(クリニックの場合)

2016.09.29 木曜日

1番メジャーな失敗でもある、クリニックという業種に対しての根本的な理解不足です。自分は転職の際、家庭を持ったこともありとにかく夜勤がないということのみを希望していました。今考えると、夜勤がない看護の職種はそこそこあったわけですが、自分の中にはもう夜勤がない=クリニックという方程式が出来上がっていたように思います。

クリニックは午前診療3時間、午後診療3~4時間のところがほとんどです。そうなると、正社員である以上、明らかに定められている拘束時間より短いのです。すると、どこかでしわ寄せが来るということは当然なのですが、そこまでしっかりと把握できていなかったようにいまさらながら感じています。夜勤がない、休憩時間が長いというただそれだけのメリットのみを見て、クリニックを選んだことによって、残業の多さや、繁忙さで「こんなはずじゃなかった」という失敗を経験することになりました。

医療の現場でよくあるこの即採用というまるで、学生時代のバイトを決める時のような言葉。即採用ということはすぐに働けるということですから、すぐに働きたいという人にはありがたいお言葉となります。しかし、この即採用という言葉にも落とし穴があります。もともと採用条件をある程度紙ベースで頂いてはいますが、やはり百聞は一見に如かずという言葉通り、面接を受けて実際に院内を見て知ることもたくさんあります、しかし、即採用ということは、面接で見てきたことを深く考える時間がため、本当に自分に合っているかどうかを判断することが難しいです

すぐに採用されたということもありますが、福利厚生をしっかりと把握していなかったことも、失敗したなと思うきっかけとなったように思います。病院と比べて個人経営であるクリニックは福利厚生が少なく、本当に基礎的な物ばかりでした。友人の話を聞いて、やはり場所によっては福利厚生が手厚く、福利厚生をウリにしているというような場所もあるということを後々になって知りました。それを病院時代や友人の働いているクリニックと比べてしまい、そのギャップからも失敗したなと思ったように感じます。

 

 

 

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