2交替のメリットデメリット
2016.06.24 金曜日
2交替制のメリット
2交替制のいいところは、とにかく分かりやすさです。日勤と夜勤で分かれているので、生活のリズムもある程度作りやすく、「今日は何時に出勤だったかな?」といちいち確認する手間も省けます。わかりやすいので休みの日の過ごし方の感覚も得やすく、落ち着いたライフスタイルが過ごせそうです。
また、1回の夜勤=2日分の勤務と数えるので、出勤回数が少なくて済むというメリットもあります。8時30分に夜勤を明けたとすると、その日1日と翌日はお休みになることがほとんどですので、丸2日間の時間を自由に過ごすことも可能です。
他にも、
- 拘束時間が長いため、夜勤は週に1回程度で済む
- 夜勤手当が高額であることが多い
- 休憩は1時間半〜2時間程度与えられ、忙しくないかぎり仮眠も可能
- 夜中に出勤、退勤することがない
などのメリットがあります。
2交替制のデメリット
2交替制のデメリットは、夜勤の拘束時間が長いことです。約16時間の間拘束されますので、途中、休憩できたとしても、体力的にはつらいかもしれません。
また、夜勤の看護師の人数が少ない場合には、忙しいと休憩時間がしっかり取れない場合もあります。毎日の生活の中でリフレッシュする時間を持たないと、疲労感が溜まり続けて、体調に支障を来す人もいるかもしれません。
長い拘束時間で怖いことは、勤務の終わりごろに集中力が切れることです。緊張感がどうしても薄れてしまい、ミスなどを起こす確率は高まります。
2交替制がいいというナースが多いとしても、16時間にも及ぶ長時間勤務だと、どうしてもミスのリスクが高くなります。病院としては、ミスは命取りになりますので、2交替制を採用しづらい面もあるようです。
転職をすると、現職のシフト体制とは全く違う働き方をしなければいけない病院もあります。独自のシフト体制を組んでいる病院もあるので、実際にどのようなシフトのサイクルで働くのか、詳しく尋ねておくようにすると、「疲れが溜まってしまって働けない…」というような、無用なトラブルを避けることができるでしょう。
求人を見て、疑問に思ったこと質問などがあれば、お気軽にご連絡下さい。
ナースライフ 河本 0120-45-0503